宇都宮でヒーリング、パステル曼荼羅花アートヒラリ

宇都宮でヒーリング、パステル曼荼羅花アートヒラリ

フィキサチーフの使い方・パステルで描いた後に

パステルのように「触ると色が落ちてしまう」画材で絵を描いたときは、完成後に色落ちを防ぐ為の作業が必要になります。そのための定着剤がフィキサチーフ(英:Fixative)です。フィキサチフとも呼ばれます。

パステルは、擦ってしまうと画用紙から剥離してしまう程度の固着力しかないので、せっかく描いた絵が薄くなってしまわないように、フィキサチーフで保護します。

フィキサチーフは画材を扱っている店舗なら、たいがいは置いてある定番の商品です。

フィキサチーフの成分

フィキサチーフの成分はエタノールや石油系溶剤などの溶剤と合成樹脂です。溶剤で希釈した樹脂を霧状にして描画材にスプレーします。

エタノールと石油系溶剤はどちらも空気中に揮発するので、描画材の上には合成樹脂のみが残り、それが描画材を定着させると考えられます。

そのため、長時間溶剤のにおいをかぐと気分が悪くなります。屋外で使用するか、屋内なら換気を十分にするなどが望ましいです。

火気と高温にも注意が必要です。

フィキサチーフの種類

フィキサチーフはパステル専用のものを選ぶことが大切です。パステル専用のフィキサチーフがあるのは、パステルに染料質の色素を使っている画材メーカーがあるからです。

染料質の色素を使用したパステルで描いた絵は、普通のフィキサチーフをかけると滲んでしまいます。それを避けるために、パステルにかけるフィキサチーフはエタノールの代わりに石油系溶剤を使っているパステル専用のものを使うのがオススメです。

有名なところで、

①ターレンス パステルフィキサ(ピンク缶)
②ホルベイン スプレーパステルフィキサ(ブルー缶)

があります。

以下にメーカーの説明を転記します。

〈ターレンス パステルフィキサ〉
パステルで描いた作品の定着・保護に最適なスプレー式フィキサチーフです。定着・乾燥後の画面の黄変が起こらず、しっとりとしたマット調を保ちます。また水溶性であるため、加筆・修正が可能です。木炭、コンテ、鉛筆等の画面にも使用できます。

〈ホルベイン スプレーパステルフィキサ〉
メーカーによっては染料質の色素を用いたパステルがあり、そういった品にフィキサチフを施すと色が強くにじみ、著しく画面の様子が変わってしまう。このパステルフィキサチフは石油系なのでその心配がない。くり返しかけるほど定着力は増すが、かけすぎると色に深みが出て、パステル画のイメージが変わってしまうことがあるので注意が必要。

フィキサチーフの代用品

フィキサチーフはパステルの画材の中でも高額(300mlで1,300円前後)なため、パステルアートを描いている人の間では、フィキサチーフの代用品としてヘアスプレーを用いる方もいます。

本来の仕様用途とは異なるため、メーカーや種類によっては作品全体が黄ばんだり、色が沈んだりする場合があります。

私もパステルを始めたばかりの頃はケープで代用していましたが、今は世界堂さんでオリジナルのフィキサチーフをまとめ買いしています。

フィキサチーフの使い方

基本的に、フィキサチーフは絵が完成した後に使います。フィキサチーフで表面を保護した後は、修正が出来にくいからです。例外として、描画中にパステルを強く固着させたい場合は、描画途中でフィキサチーフを使うこともあります。

フィキサチーフを使うときは、画面から最低でも30~40cm離して均等に薄く、軽く湿る程度に吹き付けます。フィキサチーフの噴射口から近いと十分に霧が広がりきらず、画面に掛かる定着液の量が局所に集中しがちになります。たくさんフィキサチーフがかかったところとそうでないところでは光沢感に差が出てしまい、微妙に色が変わってしまいまうので注意が必要です。

まとめ

使用頻度にもよりますが、パステル画にはフィキサチーフが必須なため、あっという間に無くなる気がします。

たまにしか描かないのであれば小さめの缶でもいいですが、頻繁に描くならば大きめサイズがお得です。

せっかく描いたステキな絵ですから、長く保存するためにもフィキサチーフは必ず用意してくださいね。

 

guide

パステルで心のスケッチ 宇都宮初のパステル曼荼羅花アート教室
HIRARIの考えるセラピー効果「こんな人に」「こんな時に」
パステル曼荼羅花アートインストラクター 平石範子